プレスリリース配信のメリット・デメリットとは?無料で配信できるおすすめサイト3選

プレスリリース配信のメリット・デメリットとは?無料で配信できるおすすめサイト3選

インターネットが幅広い世代に普及する中、近年ではプレスリリースを配信する企業が増えています。プレスリリースは低コストで利用できる宣伝ツールですが、効果を高めるには特徴をしっかり理解しておく必要があります。

本記事ではプレスリリースの概要に加えて、メリットやデメリット、おすすめのサービスなどをまとめたので、マーケティングの幅を広げたい方はぜひ参考にしてください。

そもそもプレスリリースとは?

プレスリリースとは、簡単に言えば会社の方向性や考えをまとめた文書・資料のこと。メディアを通して社会にメッセージを発信するためのツールであり、一般的には以下のような情報が記載されています。

○プレスリリースの内容(一例)
・新商品や新サービスの情報
・イベントの開催情報
・人事などの経営情報

元々はメディアへのFAXやメールによって配信されていましたが、近年では配信代行サービスが広く利用されるようになりました。配信代行サービスではメディアへの文書送付のほか、SNSへの投稿や自社サイトへの掲載などを一括で行ってもらえます。

プレスリリースを配信する3つのメリット

ここからは、企業がプレスリリースを配信する主なメリットを紹介します。

情報が広く拡散される可能性がある

プレスリリースがメディアの目に留まると、ニュースサイトやポータルサイトに転載されることがあります。内容によってはSNSでも話題になるので、プレスリリースは情報を拡散させたい企業にぴったりなツールです。

ほかにも、有名ブロガーやインフルエンサーが話のネタにしたり、メディアから取材依頼が届いたりする可能性も考えられます。

幅広い層に情報を発信できる

プレスリリースで配信した情報は、「自社→メディア→消費者」の流れで幅広い層へと広がっていきます。細かいターゲティングは難しいですが、テレビや新聞などの広告枠を購入する必要がないため、進め方によっては費用削減にもつながるでしょう。

また、第三者のメディアを通して拡散されることで、一般社会からの信用や支持を得やすい点もプレスリリースならではの強みです。

出資や業務提携などのきっかけになる

拡散された情報を目にするのは、一般の消費者だけではありません。大企業や投資家などに情報が伝わる場合もあるので、プレスリリースは出資や業務提携などのきっかけになる可能性があります。

特に新規性や成長性があるプロジェクトは注目されやすいため、積極的にプレスリリースを配信しましょう。

プレスリリースにはデメリットも!注意しておきたいポイント

プレスリリース配信のメリット・デメリットとは?無料で配信できるおすすめサイト3選

一方で、プレスリリースの配信には注意しておきたいデメリットもあります。

必ずしも拡散されるわけではない

情報を拡散させるメディアには、毎日膨大な数のプレスリリースが届いています。そのため、読者にとって有意義かつ魅力的な情報がない限り、プレスリリースが拡散されることはありません。

つまり、プレスリリースには企業が伝えたい情報だけではなく、注目されやすい情報を記載しておく必要があるのです。

拡散内容をコントロールできない

プレスリリースによって最終的に拡散される内容は、配信元の企業ではなくメディアが決定します。拡散内容を確実にコントロールすることはできないので、意図しない情報や悪評が広まってしまうこともあります。

そのため、不都合な内容を記載されるリスクが少しでもある場合は、費用をかけてでも別の方法で宣伝することが大切です。

誤表記や誤情報の訂正が難しい

プレスリリースで拡散された情報は、さまざまなメディアやSNSを通じて広がっていくため、後から手を加えることができません。そのため、誤表記や誤情報には細心の注意を払う必要があります。

また、誇大広告も深刻なトラブルにつながる恐れがあるので、プレスリリースには客観的な事実のみを記載しましょう。

プレスリリースは無料で発信できる?おすすめサイト3選

プレスリリースの配信代行サービスには、無料で利用できるものもあります。ここからは特におすすめしたいサービスをまとめたので、配信先で迷っている方はぜひ参考にしてください。

1.PR-FREE(ピーアールフリー)

PR-FREE(ピーアールフリー)は、すべての機能を完全無料で利用できるウェブサイトです。投稿回数が無制限なだけではなく、提携メディアを随時増やしているため、個人・法人問わず長く使い続けられるでしょう。

サービス名PR-FREE
無料プランの内容・最短30分で配信
・相性の良いすべての提携メディアに配信
有料プランの金額なし
主な特徴・すべての機能が無料で利用可能
・投稿フォームがシンプルで分かりやすい
・ユーザー登録が不要
公式サイトhttps://pr-free.jp/

投稿後に審査が実施されますが、法人に加えて個人事業主やフリーランス、各種団体など誰でも利用できます。

2.valuepress(バリュープレス)

Valuepress(バリュープレス)は、業界最大規模となる7万社以上から選ばれているサービスです。目的に応じて複数のプランが用意されており、無料プランでも最短60分でプレスリリースを配信できます。

サービス名valuepress
無料プランの内容・20のメディアに配信
・各種アプリとの連携機能
・SNS応援機能 など
有料プランの金額エコノミー:1配信3万円
スタンダード:30日ごとに3万円
ビジネス:30日ごとに7万円
主な特徴・利用企業数が国内トップクラス
・最短60分でプレスリリースを配信
・メディアリストが1万件以上
公式サイトhttps://www.value-press.com/information_what

なお有料プランでは、プロによる原稿の作成・添削や専任スタッフによる記者への個別コンタクトなど、初心者へのサポート体制がさらに充実しています。

3.PR TIMES(ピーアールタイムズ)

上場企業の4割以上が利用(2021年9月末時点)するPR TIMES(ピーアールタイムズ)では、スタートアップ企業に対してプレスリリースを無料で配信できるプラン「スタートアップチャレンジ」を提供しています。専属の担当窓口やPRセミナーなどのサポートも充実しているため、経験がない方でも効果的なプレスリリースを配信できます。

サービス名PR TIMES
無料プランの内容・法人設立日から2年間利用可能
・専属の担当窓口がある
・PRセミナーが随時開催されている
有料プランの金額従量課金プラン:1配信3万円
定額プラン(年間契約):7万円/月
定額プラン(半年契約):7.5万円/月
定額プラン(月間契約):8万円/月
主な特徴・国内トップクラスの拡散力
・無料プランでもサポートが充実
・VCやVCファンドとも多数提携
公式サイトhttps://prtimes.jp/startup_free/

なお、スタートアップチャレンジには他にも条件がいくつかあるため、利用前には詳細をチェックしておきましょう。

プレスリリースは広告費用を削減しながら宣伝できる

プレスリリースには注意点やリスクもありますが、効果的に活用すると自社や製品を広く宣伝できます。サービスによっては広告費用も削減できるので、社外に伝えたい情報がある場合はぜひ活用してみましょう。

ただし、無料プランで利用できる機能・サポートは限られているため、有料サービスの利用も視野に入れておくことをおすすめします。

 

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