Threads（スレッズ）とは？
Threads（スレッズ）とは、Instagramを運営するMeta社が2023年7月6日にリリースした最新のSNSです。Threadsの名前の由来は英語で「糸」を意味する「thread」です。糸のように話題が一つひとつ繋がることや、 Threadsのユーザーひとりひとりのコミュニケーションが繋がることを意味して名付けられました。
Threadsでは最大500文字までの投稿ができ、現時点では完全無料で利用が可能です。リリースして間もないものの、Threadsの利用者は世界中で増加の一途を辿っています。
Instagramとは
Instagramは、Threads同様Meta社が運営する、世界中で10億人以上のユーザーが利用する人気のSNSです。Instagramと同じアカウントで利用できるThreadsは、今後Instagramほどの大規模なSNSに成長すると予想されています。
Instagramの特徴は、他のSNSと違い画像の投稿を主としている点です。Instagramの名前の由来は「即席の電報」と直訳できる「Instant Telegram」の略称です。撮れた写真をその場で気軽にアップできる使い勝手の良さからこのような意味の名前が付けられました。
Threadsでできる8つのこと
ThreadsはInstagramのようにたくさんの画像を添付でき、Twitterのように文字を含むことのできるSNSです。そんなThreadsでは、以下のような特徴があります。
- テキスト、リンク、写真、動画の投稿が可能
- 一度に10枚の画像の添付が可能
- Instagramアカウントを使ってログインが可能
- 現時点ではユーザー名のみ検索が可能
- 投稿には「いいね」「コメント」「リポスト」で反応が可能
- 現時点でメンションを付けることが可能
- フォローアカウントとおすすめがタイムライン上に混ざって表示される
- 現時点ではアプリでの利用のみ可能
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
1．最大500文字までのテキスト、リンク、画像、最大5分までの動画の投稿が可能
Threadsで発信できるのは、最大500文字までのテキストです。また、テキストに合わせて画像や動画も投稿できるので、仕様としてはTwitterをイメージしておけば良いでしょう。
さらに、投稿の中でリンクもシェアできるのがThreadsの特徴です。投稿のテキストの中にリンクを含むことは、Twitterではできていました。しかし、Instagram利用者にとって今までリンクのシェアは「ストーリーズ」のリンクスタンプや、プロフィール画面、ショッピングタグを利用した場合のみでした。そのため、通常の投稿の中でリンクがシェアできるようになったのは、大きな違いと言えるでしょう。
2．一度に10枚の画像の添付が可能
Threadsでは、一度の投稿に最大10枚の画像が添付できます。さらにこの添付できる10枚には、静止画と動画を組み合わせて投稿が可能です。動画は5分以内のものが投稿できます。この点はInstagramとよく似ていると言えます。
3．Instagramアカウントを使ってログインが可能
ThreadsにはInstagramアカウントを利用してログインします。Instagramにログインした状態でThreadsアプリを開くとInstagramのアカウントが画面下部に表示されるので、そこをタップして初期設定を行い登録を完了させます。
4．現時点ではユーザー名のみ検索が可能
Threadsには、Instagramと同じように虫眼鏡マークの検索タブがあります。現時点で検索タブから検索できるのは、Threadsを利用しているユーザー名のみです。
5．投稿には「いいね」「コメント」「リポスト」で反応が可能
Threadsでは、投稿に対してはInstagramのように「いいね」や「コメント」で反応を示したり、コミュニケーションを取ったりできます。
さらにはリポスト機能が搭載されているので、Twitterのように投稿の拡散ができるようになりました。リポスト機能については、以下の2種類があります。
- 再投稿（Repost）：投稿を単に自分のアカウントで再投稿する方法
- 引用（Quote）：投稿に自分のコメントをつけて再投稿する方法
6．現時点でメンションを付けることが可能
ThreadsではInstagramやTwitterと同様に、メンションを付けて投稿することができます。メンション機能は投稿を送る相手を明確にするのに適切なので、コミュニケーションを取る上でも重要な役割を果たしてくれるでしょう。
ただし、現時点でThreadsではInstagramやTwitterのようにハッシュタグの利用をすることはできません。しかし、Meta社のInstagram責任者であるVishal Shahは、今後Threadsにハッシュタグ機能を追加する予定であることを明らかにしています。
7．フォローアカウントとおすすめがタイムライン上に混ざって表示される
Threadsでは、自分がフォローしているアカウントの投稿と、Threadsがおすすめするアカウントの投稿がタイムライン上で混ざって表示されます。
8．現時点ではアプリでの利用のみ可能
Threadsは現在、スマートフォンのアプリでのみ利用することができます。デスクトップやウェブブラウザでの利用はまだサポートされていません。
Threadsの利用条件
ThreadsとはInstagramチームが開発したアプリのため、Threadsを利用するためにはInstagramのアカウントが必要になります。
そのため、ThreadsのアプリのダウンロードはInstagramが利用できる人であれば誰でも利用可能です。Instagramのアカウントをそのまま流用するThreadsではInstagramアカウントのアカウントIDや名前とユーザーネームなどがそのまま引き継がれます。
Threadsで使用される可能性のある個人情報は以下です。
- Instagramのログイン情報
- InstagramアカウントID
- Instagramでの名前とユーザーネーム
- Instagramのプロフィール情報（プロフィール写真、自己紹介、リンクなど）
- Instagramフォロワー
- Instagramでフォローしているアカウント
- Instagramでの年齢 など
利用開始時にプロフィールやフォロワー・フォローしているアカウントを引き継ぐか選択できます。企業アカウントなどで引き継ぎが必要なときでも便利です。
Threadsを活用して自社SNSを盛り上げよう
Instagramと併用することが前提となるThreadsは、画像の投稿はもちろんテキストやリンクを盛り込めるため、企業が運用するのに適していると言えるでしょう。Instagramのアカウントがあれば簡単に始められるので、今のうちから運用を始めて自社のSNSを盛り上げましょう。
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