インスタグラムで集客するメリット
インスタグラムは画像や動画がメインとなるSNSです。インスタグラムで集客する最大のメリットといえば、やはり商品やサービスについて、画像付きで直感的に伝えられることでしょう。
しかし、インスタグラムにはほかにもたくさんのメリットがあり、集客に向いている機能が揃っているといえます。
【インスタグラムで集客するメリット】
・2018年以降、ユーザー数が急増している
・ハッシュタグで検索するユーザーが増えている
・関係構築のための機能が多い
・インスタグラムだけで、消費行動を網羅できる
・ほかのSNSと比べてユーザーの購買意欲が高い
最近では、Googleなどの検索エンジンで検索するよりも、実際の店舗やメニューの雰囲気などをリアルに掴みたい、というニーズから、インスタグラムのハッシュタグ検索をするユーザーが増えています。そのため、タグを活用することで、検索したユーザーの目に留まりやすくなります。
投稿に対するいいねやコメントはもちろん、ストーリーズやライブ配信など、ユーザー(フォロワー)との関係構築に役立つ機能も充実しています。
何よりインスタグラムには、ショップ機能(商品名や金額を投稿画像に表示したり、ECサイトに遷移できる機能)があります。これらの機能をうまく使えば、認知拡大、購買、口コミによる拡散といった消費行動をインスタグラム内で完結できるでしょう。
インスタグラムとほかのSNSの違い
集客に使われることも多いSNSといえば、インスタグラム・Facebook・Twitterの3つでしょう。それぞれユーザー層や機能が異なるため、どんな目的で利用するかをハッキリさせておくことが大切です。
【インスタグラムの特徴】
ユーザー層は20~40代が中心で、女性比率が高めです(最近では50歳以降、男性のユーザーも増えています)。ユーザー層や画像メインであることから、アパレルや美容系の集客に向いています。
ただ、投稿はフォロワー以外に届きにくいです。フォロワー獲得のために何をするのか、認知~購買までの流れをどうつくるかが重要です。
【Facebookの特徴】
ユーザー層は40代の男性が多く、10代の利用者はかなり少ないです。いいねやシェア機能があること、長めの投稿もできることから、見込み客をコツコツ集め、育てたいときに向いてます。
【Twitterの特徴】
ユーザー層は20代が多く、年代が上がるほど男性率が高くなっていきます。リツイート機能による高い拡散力投稿が140字までであるため手軽に発信できるのが特徴です。認知拡大を狙いたいとき、リソースが限られているときなどに向いています。
インスタグラムで集客するコツ
インスタグラムにはほかのSNSにはない機能も多いですが、集客のコツはFacebookやTwitterとそう変わりません。次のようなことを意識し、少しずつフォロワーを増やしていきましょう。
【インスタグラムで集客するコツ】
・ターゲット像をハッキリさせる
・ビジネスアカウントを開設する
・ほかのチャネルと連動させる
・コミュニケーションを大切にする
ターゲット像をハッキリさせる
インスタグラムで集客する1つ目のコツは、「ターゲット像をハッキリさせる」ことです。SNSに限らずどんなチャネルでも、ターゲット像が曖昧だと、大きな集客効果は得られません。既存ユーザーの属性や、市場調査の結果などを踏まえ、発信を届ける相手を決めましょう。
インスタグラムのユーザー層は20~40代が中心ですが、50歳以降のユーザーも増えています。「ターゲット層とインスタグラムのユーザー層がマッチしない」ということはあまり起こらないでしょう。
ビジネスアカウントを開設する
インスタグラムで集客する2つ目のコツは、「ビジネスアカウントを開設する」ことです。電話やメール、(お店までの)道順などを表示できる、ビジネスプロフィールが使えるからです。
【ビジネスアカウントの開設方法】
1.アカウントを作成する
2.「設定」→「アカウント」→「プロアカウントに切り替える」の順でタップ
3.アカウントに最も当てはまるカテゴリを選択し、「ビジネス」を選択
ほかのチャネルと連動させる
インスタグラムで集客する3つ目のコツは、「ほかのチャネルと連動させる」ことです。ECサイトへの誘導はもちろん、オウンドメディアやYouTubeチャンネルなどがあるなら、これらのチャネルとも連動した施策を考えましょう。
例えばオウンドメディアでは、内部リンクでユーザーを回遊させながら、より確度の高い見込み客を育成できます。インスタグラムにも動画は投稿できますが、作った動画をYouTubeにも投稿した方が、集客できるユーザー数も増えるでしょう。
コミュニケーションを大切にする
インスタグラムで集客する4つ目のコツは、「コミュニケーションを大切にする」ことです。コメントに返信したり、フォロワーの投稿にいいねをつけたり、丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。
インスタグラムにはコミュニケーションに役立つ機能も多いです。フォロワーに向けたアンケートや、投稿に設置できる投稿ボタンなどは、コミュニケーションにも調査にも役立ちます。
集客に効く、インスタグラムの機能の使い方
インスタグラムはほかのSNSと比べても機能が多く、さまざまな目的・施策での集客に活用できます。
ただ、「機能が多すぎて、どれをどう使えばいいかわからない」という方もいるかもしれません。インスタグラムの集客に役立つ機能を紹介するので、最低限、これらの機能は使いこなせるようにしておきましょう。
【インスタグラムの集客に役立つ機能】
・プロフィール
・ストーリーズ
・ハイライト
・まとめ
・ハッシュタグ
プロフィール
プロフィールは、アカウントのトップに表示される大切なものです。テキストは見やすく作り、「ショップを見る」「問い合わせ」などのボタンも配置しましょう。これらのボタンは、ビジネスプロフィールで利用できます。
プロフィール用に入れられるテキストは150字までです。1つの文章で1つのことだけを伝え(一文一義)、開業や絵文字も使って見やすくしましょう。
ストーリーズ
ストーリーズ機能は、写真や動画を24時間限定で投稿できる機能です。「投稿したストーリーは24時間で消えてしまう」というデメリットはありますが、ハッシュタグを付けたりリンクを設置したりできるメリットもあります。
何よりアプリのホーム画面上の「ストーリーズ」には、動画を投稿した順番で、フォローしているアカウントが左から並んでいきます。ストーリーズをこまめに投稿すれば、アカウントがフォロワーの目に増える機会も増えるでしょう。
ハイライト
ハイライト機能は、ストーリーズへの投稿をアーカイブとして残せる機能です。残したいストーリーズをジャンルごとに分けてアーカイブにできます。
タイムリーな投稿や限定感を出したい投稿はストーリーズのみに、それ以外のストーリーズはハイライトにと、分けて使うのもいいでしょう。
まとめ
まとめ機能は、インスタグラムへの投稿をカテゴリーに分けてまとめておける機能です。タイトルや、「このカテゴリには、どんな投稿をまとめているのか」のテキストを自由に入れられます。
ユーザーにとっての見やすさ、見込み客としての育成度合いなどを意識しながら、投稿をまとめていきましょう。
ハッシュタグ
ハッシュタグ(#)は、その投稿がどんな内容なのかを示す「ラベル」のようなものです。インスタグラムのハッシュタグは、1投稿に30個まで付けられます。
インスタグラムではハッシュタグで検索するユーザーが多いですし、ほかの投稿に付いたハッシュタグをタップしたユーザーに、自分の投稿を見てもらうこともできるでしょう。
インスタグラムの投稿には字数制限がありませんし、たくさんのハッシュタグを付けるのが当たり前になっています。ハッシュタグを無理やりつける必要はありませんが、目安として、1投稿に10個くらいはつけておくといいでしょう。
インスタグラムでの集客は、こまめな更新と他チャネルへの誘導が大切
インスタグラムに限らず、SNSでの集客では「こまめな投稿」が大切です。SNSのタイムラインには新しいものから順に投稿が並ぶため、こまめに投稿するほど、ユーザーの目に触れる機会も増えます。投稿頻度が低いという理由で、フォローを外されてしまうこともあるでしょう。
インスタグラムで集めたフォロワーをどこに誘導するのか、目的をハッキリさせることも大切です。ECサイトだけでなく、オウンドメディアやYouTubeなど、目的ごとにどのチャネルに誘導するのか考えておきましょう。
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