【ECサイトに集客するための方法】それぞれのメリットとデメリットを解説

【ECサイトに集客するための方法】それぞれのメリットとデメリットを解説

商品に合った集客方法を選択する

ECサイトの集客方法には主にSEO(検索エンジン最適化)、SNS(ソーシャルメディア)、広告の3つがあげられます。集客を最大化するためにどれも注力していきたいですが、マーケティング予算が限られている中でどの方法を選択するかは重要な判断となります。

ECサイトで取り扱う商品やサービスによっても異なりますが、それぞれを掛け合わせて集客効果を最大化させていくのがおすすめです。

SEO(検索エンジン最適化)による集客

SEO(検索エンジン最適化)とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでユーザーが検索した時に、検索結果画面で上位表示させるための施策を指します。

ECサイトや自社メディア内に検索ニーズに応じたコンテンツを用意することで、多数のユーザーに自社サイトを見つけてもらいやすくし、関連している商品購入への導線を作ることで売り上げ増加を目指します。コンテンツマーケティングとも呼ばれます。

例えばスマートフォンアクセサリーを商品として取り扱うECサイトを運営している場合、商品特徴に近い「スマホケース シリコン」などの直接的なキーワードだけではなく「スマホ 割らない」なども想定します。ユーザーがどんな気持ちになったときに商品をおすすめできるのかから考えると、ECサイトで用意するべきコンテンツがわかります。

動画のSEO対策

YouTubeに動画コンテンツを用意し、タイトルや動画の説明文にキーワードを記載することもSEO対策につながります。YouTubeはGoogleの持つサービスのひとつで、検索結果に動画を表示される可能性も高まり、YouTubeのプラットフォーム内で検索されることも想定されるからです。自社で動画を用意した場合にはYouTubeへの投稿も忘れずに行いましょう。

SEOのメリット

SEOによる集客のメリットは新規の顧客を獲得できることです。検索ニーズに対応したコンテンツを用意することで、「〇〇したい」「〇〇が欲しい」という購入意欲の高い顧客を集められ売り上げにつながりやすくなります。

またコンテンツを作成するコストはかかりますが、コンテンツはサイトにとって積みあがっていく資産となります。作成して長期的に集客に貢献させることができます。

SEOのデメリット

SEOによる集客のデメリットは、とにかく結果が出るまでに時間がかかることです。コンテンツを用意したからといってすぐに検索結果の上位に表示されるわけではなく、競合が多い場合はその難易度も高まります。

上位表示を狙いたい検索キーワードでどんな競合サイトが実際に表示されるのか確認し、自社に足りないコンテンツを用意するなど地道な作業が必要となります。

SNSによる集客

SNS(ソーシャルメディア)にはInstagram、Twitter、Facebook、TikTok、LINEなどがあげられます。スマートフォンの普及により、人々が多くの時間をSNS上で消費するようになったこともあり、そのSNS上に自社の商品を見てもらえるタッチポイントをつくることができます。

SNS集客のメリット

SNSによる集客のメリットは、それぞれのSNSアカウントを作成して投稿するだけならば無料で始められることです。さらに難しいデザインのプログラミングの知識がなくても、写真や動画を撮ってキャプション(説明文)を書いて投稿するのはスマホひとつあれば誰でも簡単に行えます。

ユーザーからの投稿へのコメントや「いいね」機能などによっても顧客との双方的なコミュニケーションも可能で、そのやりとりはブランディングにもなり、顧客のロイヤリティを高めることができます。

またどんどん新しい機能が追加されることで顧客に寄り添った、飽きないコンテンツを届けることができます。数年前に登場したInstagramのLIVE機能も、ECサイトの売り上げに大きく貢献しています。

SNS集客のデメリット

SNSによる集客のデメリットは、定期的な更新が必要である点と、すぐに売り上げに反映されにくいという点です。

簡単に投稿できるSNSですが、コツコツ投稿したりコメントの対応をしたりなどの手間はある程度かかります。

またユーザーの「ながら時間」や「スキマ時間」にコンテンツが見られるので、わざわざGoogleで検索して情報や商品を探しているユーザーが獲得できるSEO集客に比べると、売り上げに直結しにくい面があります。

しかし写真や動画投稿がメインのInstagramは検索窓から商品を探しているユーザーも多く、アパレルやアクセサリーなどは相性が良い集客方法と考えられます。

広告出稿による集客

予算をかけて広告に出稿するのも有効な集客方法です。お金はかかりますが、顧客になりそうなターゲットに近い人々に確実に商品やECサイトを知ってもらうことができます。

広告にも様々な種類があり、目的や商材によっても使い分けます。

・リスティング広告:検索結果上に掲載する
・ディスプレイ広告:バナー広告を広告スペースに掲載する
・SNS広告:ソーシャルメディア上でバナーやPR投稿を掲載する
・アフィリエイト広告:ブログなどで紹介してもらい成果に応じて報酬を払う

広告費は入札となることが多く、競合他社とタイミングや掲載メディアが重なると高額になることもあります。しかし予算を決めて出稿できるのでまずは少ない予算からも始めやすいです。

広告が実際に表示された数(インプレッション数)やクリックされた数、それによって購入につながった数(コンバージョン数)などはしっかりとレビューし、次回の出稿に活かすことができます。

広告集客のメリット

広告出稿による集客のメリットは、お金をかけてターゲットの目に触れることができるので売り上げへの即効性が期待できることです。

また「〇〇というキーワードを検索した人」「一度でもECサイトを訪問した人」「35歳以下の女性」などターゲットを絞りこんで広告を出稿できることで購入確度を高められることも重要です。

広告集客のデメリット

逆にデメリットをあげると広告費がかかる点です。豊富や予算があってもターゲットの外れた層に広告を露出しても、売り上げに貢献せず結果として赤字になる可能性もあります。

「まずは10,000円だけ」など少額から出稿して効果測定しながら赤字にならない予算を計画していきましょう。

それぞれの集客方法をミックスしていこう

ここまで紹介したECサイトの集客方法は、どれかひとつに絞るのではなくミックスしていくことで効果を最大化できます。

例えば付加価値のある高額な商品をECサイトで取り扱っている場合は、SNSでブランドイメージを醸成しながらも、自社サイトに商品の制作背景などをコンテンツとしてしっかりと残すことでユーザーの購買意欲を高めることができます。

またSNSアカウントを運用しながらもSNS広告でブースト的にフォロワーを増やしていくこともできます。

集客次第で売り上げは大きく変わる!

ECサイトの売り上げを伸ばすためには、集客対策は必須事項です。自社の商品やサービスを最初に知ってもらうきっかけになり、ECサイトへのイメージを左右する大切なタッチポイントとなります。

この記事で紹介したSEO、SNS、広告という基本的な集客手法の特性を知り、使い分けたりかけ合わせたりして相乗効果を狙いましょう。最終的な売り上げは集客次第で大きく変わるはずです。

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集客が上手くいかずお困りの方、
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