集客できるセミナーとは?8つの方法と、利益を高めるアフターフォロー

集客できるセミナーとは?8つの方法と、利益を高めるアフターフォロー

集客しやすいセミナーの特徴

セミナーを開く際、計画を立てずに進めてしまうと、集客もまともにできないでしょう。集客できるセミナーには、いくつかポイントがあります。

ここでは、集客しやすいセミナーの特徴を3つ紹介します。

【集客しやすいセミナーの特徴】
・開催は「土曜日」がベター
・ターゲットやベネフィットが明確
・コピーライティングを意識する

開催は「土曜日」がベター

1つ目の特徴は「開催日が土曜日」であることです。

一般的に土曜日が休みの人は多く、都合をつけやすいからです。日曜日も休みという人は多いかもしれませんが、休息や家族サービスにあてたいと考える人も多く、セミナーの開催日にはやや不向きでしょう。

ターゲットやベネフィットが明確

2つ目の特徴は「ターゲットやベネフィットが明確」なことです。

セミナーを開催する前に、ターゲットやベネフィットを明確にしておきましょう。ここでいうベネフィットとは、セミナーに参加したことで得られる恩恵のことです。セミナーを通じて、参加者にどうなってもらいたいのかが定まっていないと、セミナーの内容もブレるでしょう。

ターゲット層を絞り、ベネフィットを明確にすることで、参加者が満足できるセミナーを提供できます。告知時点で「満足できそうだ」と思ってもらえなければ、集客も難しいでしょう。

コピーライティングを意識する

3つ目の特徴は「コピーライティングを意識できている」ことです。

参加者はセミナーに参加したいわけではありません。セミナーを通じて得たいものがあるはずです。セミナーに参加すると自分はどう変わるのか、どんな未来が待っているのかを、わかりやすくキャッチーに伝えましょう。

そこで重要なのが「コピーライティング」です。セミナー告知では、次の3つを意識してみましょう。

【セミナー告知で意識すべき3項目】
・期待をいい意味で裏切る
・理想の未来を想像させる
・限定性と緊急性を伝える

セミナー集客の方法8選

セミナー集客には、SNSやWebサイトなど、さまざまな方法があります。ここでは、セミナー集客の方法を8つ紹介します。

【セミナー集客の方法8選】
1.SNS
2.オウンドメディア
3.告知サイト
4.メルマガ
5.ダイレクトメール
6.無料セミナー
7.座談会
8.講師による告知

1.SNS

1つ目の集客方法は「SNS」です。

TwitterやFacebookなどを使い、認知拡大と見込み客の獲得を狙います。SNSの公式アカウントを使う方法と、SNS広告を打つ方法があります。

公式アカウントの良さは、何といってもコストがかからないことです。ただし、「フォロワーが少ない」「SNS運用のノウハウが少ない」などのケースでは、あまり高い効果は得られないでしょう・

そんなときに活用したいのが「SNS広告」です。どんな相手に広告を配信するのか、ターゲット像を決め、狙った相手に高精度でアプローチできます。

2.オウンドメディア

2つ目の集客方法は「オウンドメディア」です。

オウンドメディアの集客でイメージが強いものといえば、「SEO」による集客でしょう。検索結果にWebページを上位表示させ、検索経由の確度の高いユーザーを集める方法です。

SEOで上位表示を狙ったり流入を増やしたりするには、検索した人のニーズに合ったコンテンツを増やしていく必要があります。成果が出るまでにそれなりの時間がかかる方法であり、作りこんだメディアがすでにある場合でないと、使いづらい方法かもしれません。

ただ、オウンドメディアはセミナー集客だけでなく、ほかの目的での集客や見込み客の育成にも役立ちます。さまざまな目的に活用できるため、取り組むなら早めがいいでしょう。

3.告知サイト

3つ目の集客方法は「告知サイト」です。

セミナー告知ができるサイトには、無料で使えるものも多いです。ただし、有料のセミナーを開催する場合や、告知サイト限定で使えるメルマガなどの有料オプションを活用する場合には費用がかかります。

無料で使える告知サイトは、次のようなものがおすすめです。

【無料で使える、おすすめ告知サイト】
こくちーず:https://kokucheese.com/
セミナーズ:https://seminars.jp/
セミナーバンク:http://seminarbank.net/

4.メルマガ

4つ目の集客方法は「メルマガ」です。

メルマガ登録しているユーザーは確度が高く、集客しやすいでしょう。情報を届けるタイミングを自由に設定できるのも、メルマガの魅力です。情報を小分けにして、段階的に配信することもでき、「見込み客の期待感」を煽りやすいでしょう。

【こんな風に、情報を小出しにしてみよう】
開催1ヵ月前:セミナーの告知
2~3週間前:講師の紹介やセミナーに参加するメリットなど、具体的な情報
1~2週間前:セミナーの再告知
~1週間前:セミナーの再告知、人数限定での再募集

5.ダイレクトメール

5つ目の集客方法は「ダイレクトメール」です。

企業や個人宅にセミナー告知のチラシを届けたり、SNSでDMを送ったりして、参加者を募ります。どちらの方法も、ターゲット像を明確にして、相手にどんな情報を届けるかが大切です。

具体的には、次のような項目を記載したダイレクトメールを作りましょう。

【ダイレクトメールを送る前に考えるべきこと】
・ターゲットの悩みや欲求
・セミナー内容や自社ならではの強み
・セミナーの開催日時や費用、アクセス方法
・過去に参加した人の声
・参加方法や申込期日

6.無料セミナー

6つ目の集客方法は「無料セミナー」です。

はじめに無料セミナーを開いてから、後日有料セミナーを開く方法です。無料セミナーから有料セミナーの集客につなげたいなら、一度に情報をすべて伝えてしまわないようにしましょう。

具体的には、あらかじめ無料セミナーで伝えることを決めておき、「ここから先は有料セミナーで伝えます」と、限定感を演出します。

毎週放送されるアニメやドラマを観ていて、1話終わるごとに「続きを早く観たい!」と感じたことはないでしょうか。無料セミナーでも、参加者が「ここからの話をもっと聞きたい」と感じるであろうタイミングで区切るようにしましょう。

7.座談会

7つ目の集客方法は「座談会」です。

座談会では、見込み客や既存顧客を対象に、セミナーの概要や講師のプロフィールなどを紹介します。参加者同士、参加者と講師でコミュニケーションや質疑応答をしながら進めることで、見込み客のワクワク感が高まるでしょう。

8.講師による告知

8つ目の集客方法は「講師による告知」です。

セミナー講師のSNSアカウントやメルマガなどを活用して、セミナー告知する方法です。有名な講師を招く場合、講師にファンがついている場合に効果的でしょう。

集客できる!セミナーの企画から開催までに考えること

セミナーの企画から開催までに考えることは、次の3つです。上から順に考えていくことで、参加者にとってメリットのある、集客できるセミナーをつくれます。

【セミナー開催までに考える3つのこと】
1.ターゲット像をハッキリさせる
2.セミナー内容を考える
3.集客方法を考える

セミナー内容を考える前に、まずはターゲット像をハッキリさせましょう。どんな人に向けたセミナーなのかが決まらないと、セミナーで伝える内容を考えられません。ターゲット像を決めるときは、次のような要素を意識しましょう。

【ターゲット像を決めるときに意識すべきこと】
・年齢
・性別
・職業
・趣味
・家族構成
・悩み
・欲求
・ライフスタイル

これらの要素がハッキリしていれば、参加者にどんなことを伝えるべきかも見えてきます。特に悩みと欲求は重要で、参加者の悩みを解決したり、欲求を満たしたりすることを意識しましょう。

ターゲット像がハッキリすれば、集客方法も考えやすくなります。ターゲット像に合う人たちはどんなチャネルから情報を得ているのかを考え、それに合った集客方法を選びましょう。

セミナーの利益を最大化する、開催後にすべきこと

セミナーは実施して終わりではありません。参加者をしっかりアフターフォローできれば、満足度が高まり、「次の機会」を検討してもらいやすくなるでしょう。

セミナー開催後に何をすべきか考えるときは、次の3つが軸になります。

【セミナー後にやるべきこと】
・参加者用のコミュニティをつくる
・クロスセルを考える
・アーカイブ販売や再販を考える

参加者用のコミュニティをつくる

1つ目は「参加者用のコミュニティをつくる」ことです。

コミュニティをつくることで、参加者へのアフターフォローもしやすくなります。セミナーそのものへの満足度も高まり、次に紹介する「クロスセル」も狙いやすくなるでしょう。

ほかにも、参加者の意見を集めてセミナーを改善したり、セミナー後に参加者の行動を後押ししたりできます。行動を後押しし、参加者が何かしらの成果を出せば、「前回参加者の実績」として、次回開催時の集客に役立てられるでしょう。

クロスセルを考える

2つ目は「クロスセルを考える」ことです。クロスセルとは、追加購入やセット購入のことです。

参加者の満足度が高ければ、ほかのセミナーにも参加してもらったり、自社の商品やサービスを購入してもらったりできるかもしれません。

アーカイブ販売や再販を考える

3つ目は「アーカイブ販売や再販を考える」ことです。

セミナー参加者の満足度が高かったら、セミナーの再開催やアーカイブ販売も検討しましょう。特に、最近はオンラインセミナーが一般的になり、アーカイブ販売をしやすくなりました。

アーカイブ販売や再販なら、セミナー参加者の声をマーケティングに活用できますし、準備にかかる時間も少ないはずです。

セミナーの集客は段階的に進めよう

セミナーを開催するなら、まずはどんな人をターゲットにするかハッキリさせましょう。そのうえで、彼らの悩みを解決したり欲求を満たしたりできるセミナーを考えます。

このように、セミナーの軸がしっかりしていれば、アプローチすべき相手も自然と見えてきます。参加者の満足度を高めることを意識すれば、セミナーへの集客もしやすくなるでしょう。

記事をシェアする

コメント

集客が上手くいかずお困りの方、
当サイト運営のファイズ株式会社が支援します

集客が上手くいかずお困りの方
ファイズ株式会社が支援します

Checking...