メルマガを配信する際にテンプレートを活用すべき理由とメリット3選

メルマガを配信する際にテンプレートを活用すべき理由とメリット3選

メルマガでテンプレートを使う際のメリット3選

では、メルマガでテンプレートを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。主に3つのメリットがあげられます。

1. 自社のメルマガの印象付けがしやすい

メルマガ配信時にテンプレートを活用する1つ目のメリットは、メルマガを受け取ったユーザーに自社のメルマガの印象付けがしやすくなる点です。メルマガは多くの企業が利用している手法です。そのため、一般的に受け取り手のユーザーも複数の企業から日々メルマガを受信しているはずです。一時的に自社のメルマガに興味を持ってもらえたとしても、日々たくさんのメルマガを受信し他社との区別がつかなくなってしまうと、次に配信したときにはユーザーに気付いてもらえず埋もれてしまいます。

そこで効果的なのが、件名や本文をパッと見ただけで自社のメルマガであることを認知してもらうことです。そうすることで、開封して読んでみたり、本文を読み進めてみてくれたり、何らかのアクションにつながるでしょう。テンプレートを活用すればいつも同じデザインを確実に配信できるため「見覚えのあるメルマガだ」と認知してもらいやすくなり、開封率が上がり、離脱率も下がるはずです。

2. メルマガを作成する作業時間を短縮できる

テンプレートを活用することで、メルマガを作成する作業時間を短縮できます。重要なマーケティング手法であるメルマガ配信ですが、そればかりに時間をかけられるわけではありません。テンプレートを使えば、レイアウトやデザインがあらかじめ決まっているため、重要な情報の入力に集中でき、作業時間を大幅に削減することが可能です。作業効率を向上させるためにも、テンプレートの活用は有効です。

3. 効果を検証がしやすい

テンプレートを活用してメルマガを配信するのには、効果を検証しやすくなるメリットがあります。テンプレートを活用するということは大まかなものは決まっていて、中身の一部のみが変更となります。この場合、ユーザーの反応が明らかに変わればそれは変更点が原因であることが一目瞭然です。テンプレートを使わずに常に形を変えたメルマガを配信してしまうと、デザインなのか、内容なのか、何がユーザーに評価されたのかが図れません。

なにか大きなリニューアルやリブランディングをした際には、テンプレートを変更してみることを検討してみましょう。ただし、マイナーチェンジであればテンプレートを活用し続けた方が効果測定ができるためおすすめです。

メルマガのテンプレート作成時の注意点

自社で配信するメルマガ用のテンプレートをいくつか用意しておけば、使いまわせる上に効果測定までできて非常に便利です。しかし、テンプレートを作成する際にはいくつか注意しておきたいポイントがあります。

1. メルマガの形式

メルマガのテンプレートには、「テキストメール」と「HTMLメール」の2種類の形式があります。テキストメールとは画像のないテキストのみのメールのことで、作成する難易度は低いものの、表現の自由度が低い特徴があります。それに対してHTMLメールとは、テキストだけではなく画像も使って表現ができます。HTMLメールのテンプレートを作るためには、Webサイト作成で使われている言語形式である「html」を使うため専門知識が必要になります。そのため、作成するにあたり難易度は高くなるものの、表現の自由度や視認性の高いメールが作成可能になります。また、HTMLメールでは文字自体のフォントや色なども変更できるため、視覚的に華やかなテンプレートの作成が可能です。さらに、商品やサービスの画像や動画を挿入することで、情報を正確に伝えられます。視覚的効果が期待できると、クリック率が高められるでしょう。

2. メルマガの装飾

テンプレートを作る際はメルマガの装飾にも注意しましょう。メルマガの装飾も読みやすさを左右し、メルマガの開封率に大きく影響します。メルマガを装飾する際には、以下のようなことを重視してみましょう。

  • 目立たせたい部分を太字にする
  • 記号やラインを活用する
  • 目次、見出し、URLの部分を装飾して目立たせる
  • 装飾する部分のポイントを絞る

メルマガを作る際には、目立たせたい部分の視認性を高めるためにも太字、記号、ラインなどを積極的に活用してみましょう。ただし、装飾しすぎるとかえって読みにくくなってしまうこともあります。重要な部分のみを目立たせられるよう、装飾する部分のポイントを絞るようにしましょう。

3. メルマガの配信ターゲット

さらに注意したいのが、メルマガを配信するターゲットの設定です。顧客リストの中からランダムに配信していても、期待しているような効果は得られないでしょう。しっかりと効果を実感するためには、適切なターゲットを選定する必要があります。配信するメルマガがBtoBとBtoCのどちらのメルマガを配信したいのかによっても、ターゲット設定の際の考え方は異なります。

企業向けであるBtoBサービスを目的としているのであれば、役職別にターゲットを定めるのがおすすめです。サービスが担当者クラス向けのものであれば、実務に直結する使いやすさなどをアピールするべきです。それに対して決裁権を持つポジションクラス向けのものであれば、導入コストや期待できる効果などをアピールするのが良いでしょう。

また、一般のユーザーが対象のBtoCを目的としているサービスの場合、潜在層・準顕在層・顕在層といったようにユーザー層の違いを理解し、ターゲットを定めるのがおすすめです。ユーザー層によって購買心理には差が生じます。そのため、相手の心理に寄り添った適切な内容をそれぞれ送る必要があります。メルマガの内容を決めるためにも、ターゲットの設定は慎重に行いましょう。

4. メルマガ配信のタイミング

メルマガを配信するタイミングにも、注意が必要です。あまりにも配信頻度が高すぎると煩わしがられてブロックされてしまったり、逆に頻度が低すぎても自社のことを忘れられてしまったりします。メルマガの配信頻度は、サービスに応じて変えることをおすすめします。一般的に、情報の鮮度が命であったり量が必要だったりするのであれば毎日、購入の頻度が低いものであれば週1くらいが適切でしょう。

また、生活スタイルに合わせた適切な時間帯に送ることで、ターゲットがスマートフォンを操作しているタイミングに配信でき、開封率が高まります。何時ごろに配信するのが見てもらいやすいのかは、ターゲットによってさまざまです。適切な時間帯を見つけられるよう、テスト配信をし見極めるようにしましょう。

テンプレートを使ってメルマガ配信を効果的に

メルマガ配信時のテンプレートの活用は、作業効率を上げるのはもちろん、効果の測定にも適切です。最初にテンプレートを作るのにコストがかかるかもしれませんが、一度作れば幾度となく使えます。また、常に同じテンプレートを使えばユーザーの反応があった際、何が原因なのか突き止めやすいメリットもあります。まずは自社を覚えてもらえるようなメルマガのテンプレートを作ってみてはいかがでしょうか。

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