YouTubeショート動画をビジネス活用するには?メリットと把握しておくべきデメリット

YouTubeショート動画をビジネス活用するには?メリットと把握しておくべきデメリット

YouTubeショート動画とは

ショート動画とは、スマートフォンのカメラを用いて撮影・共有をする縦型の短尺動画のことです。長さは15秒と60秒を選択することができます。
YouTubeだけでなく、TikTokやInstagramも同様にショート動画を投稿する機能が備わっています。
尺が短いことから、通常尺の動画よりも編集が簡単なことから、ビジネスでも活用され始めています。

YouTubeショート動画の4つのメリット

ショート動画は近年成長中のコンテンツで、TikTok、Instagram、YouTubeなどさまざまな動画配信プラットフォームで多くの投稿がされるようになってきました。YouTubeでショート動画を投稿するのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。これらのメリットはビジネスで活用する上でも、効果的となる要素と言えるでしょう。

1.1分以内の短い動画で最後まで観てもらえる
2.スマホ1台で編集ができる
3.YouTubeにある動画やサウンドの利用が可能
4.チャンネル登録者数が増加しやすい

1.1分以内の短い動画で最後まで観てもらえる

YouTubeのショート動画の1つ目のメリットは、「1分以内の短い動画」という点です。

従来のYouTube動画は5〜10分尺と、見応えのある長さでしたが、ショート動画はサクサクと視聴できる1分までの動画になりました。画角もこれまでの横向きではなく、スマホで見ることに特化した縦向きへと変化しています。スマホで気軽に見れる短い動画となったショート動画は、移動中やちょっとした時間などの隙間時間にも観やすい設計になっています。

2.スマホ1台で編集ができる

YouTubeのショート動画の2つ目のメリットは、「スマホ1台で編集ができる」点です。

通常のYouTube動画を初心者が自力で作るのは難易度が高いですが、ショート動画であれば、スマホのアプリでサクッと編集ができます。

テロップを挿入したり、音楽を入れたり、色味などを加工したりといったことが簡単にできるため、動画編集のスキルを持った社員を雇う必要もありません。

企業で専任の担当者を用意するのが難しい場合でもショート動画なら、短時間で編集と投稿ができるので時間的コストの面でも制作しやすいでしょう。

3.YouTubeが用意した音楽の使用が可能

YouTubeのショート動画の3つ目のメリットは、「YouTubeにある動画やサウンドの利用が可能」な点です。

動画を作成する際、注意すべきなのが、著作権のある音楽の使用です。無断で使用した場合や、有料の素材を不法に使用した場合、トラブルになってしまうリスクもあるため、使用して良いかについて慎重になるべきです。ショート動画に限らずですが、動画にはフリー素材もしくは、有料素材を購入して使用しなければなりません。
そうすると、有料の素材を買うのにも費用が発生してしまいます。

しかし、YouTubeのショート動画であれば、YouTube内で用意された音楽を無料で動画に使用することができます。

「ショート動画の作成許可を有効にしている動画のみ」という制約はありますが、対象のものであれば著作権の心配をすることなく、有名YouTuberがアップロードしている動画やサウンドを自分好みにアレンジして利用し、動画作成ができます。

特にビジネス活用する場合、違法なことをしていては会社のイメージダウンにつながります。そういった意味でも、音楽が用意されているのは安心できます。

4.チャンネル登録者数が増加しやすい

YouTubeのショート動画の4つ目のメリットは、最大のメリットともいえる「チャンネル登録者数が増加しやすい」点です。

近年YouTubeショート動画の成長は凄まじく、アプリを開くと自動で再生が始まったり、検索の上位に表示されたりなど優先的に再生されるようになっています。このような表示のされ方や気軽に見れるという観点から、視聴者の目に触れる機会が増え、YouTubeチャンネルそのものの認知度が上がります。

通常動画では、チャンネル登録者が1,000人以上いないとなかなかフィードに表示されませんが(チャンネル登録者1,000人というのは、YouTubeが良いチャンネルと認める一つの判断基準となっています)、ショート動画は日本で機能化されてまだ年数が浅いことから、チャンネル登録数にかかわらず、その動画に興味がありそうなユーザーに表示されるようになっています。

当然、視聴回数の多い動画は、多く表示されますが、通常動画ほどは表示に関して厳しくないため、新規の登録者獲得にも一役買うでしょう。

YouTubeショート動画のデメリット2選

メリットがたくさんあるYouTubeショート動ですが、注意すべきこと知っておくべきことはあるのでしょうか。ショート動画のデメリットといえる点を2つ説明します。

1.チャンネル登録者が通常動画のファンとは限らない
2.特定のページへの誘導が難しい

1.チャンネル登録者が通常動画のファンとは限らない

YouTubeのショート動画の1つ目のデメリットは、「チャンネル登録者が通常動画のファンとは限らない」点です。

YouTubeショート動画は今までリーチできなかった新規のチャンネル登録者を獲得できる見込みがある反面、あくまでショート動画に興味を持っている人が多いため、通常の投稿のファンになってくれるとは限りません。

通常の動画でしっかりと自社の専門分野についての発信をし、ターゲットの信頼を獲得しつつ、ショートで新規登録者を獲得するといった棲み分けが重要です。

2.特定のページへの誘導が難しい

YouTubeのショート動画の2つ目のデメリットは、「特定のページへの誘導が難しい」点です。

YouTubeを活用する際、そもそも公式サイトやネットショップのように、マーケティングしたいサービスの詳細が確認できるページに誘導することを目的としているケースは少なくないでしょう。しかし、YouTubeショート動画の場合、詳細を見るためには動画の右下にある3点マークをクリックする必要があります。しかし視聴者が動画に夢中になっているとこの3点マークに気づいてもらえない可能性があります。

このようなYouTubeショートの構成上、特定のページに誘導するのは難しい場合があります。ただし、「どうせ見てもらえないから」とリンクを貼らずにいるのではなく、「見てくれている人がいるかもしれない」という気持ちでリンクを貼っておくことをおすすめします。

また、動画内でも、本編を見てね!とメッセージを入れたり、本編の動画リンクを概要欄に貼っています。というようなアナウンスをすることをおすすめします。

カスタマージャーニーを描きつつYouTubeショートは始めるべき!

ショート動画はトレンドの投稿方法で、新規の視聴者数も獲得しやすいコンテンツとして注目を浴びています。1本ショート動画を作れれば、TikTokやInstagramなどにも転載ができるので、コストをかけずにSNS運用ができるでしょう。通常動画は編集の面でハードルが高い、と感じる方も、まずはYouTubeショート動画から始めてみてはいかがでしょうか。

 

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