クラウドファンディングサイトの支払い方法に準じる
クラウドファンディングのプラットフォームによって、支払い方法は多少異なっています。特にQRコード決済などはサイトによって大きくことなります。
クレジットカード決済が主流
クレジットカード決済はほぼすべてのクラウドファンディングで利用可能で、主流となる支払い方法です。支援の申し込み時に16桁のカード番号、3桁または4桁のセキュリティコード、カード有効期限を入力するだけで簡単に決済できます。
クレジットカード情報はクラウドファンディングのサイトに入力しますが、プロジェクトオーナーにカード情報そのものが渡ることはないため、大手サイトほどセキュリティ面で安心できます。一度登録したら二回目以降の支払いもスムーズに行えます。
通常ショッピングなどでクレジットカードを利用することで貯まるカード会社ごとに違うポイントも、クラウドファンディングへの寄付の場合も同じように加算されます。
銀行振込
銀行振込も多くのクラウドファンディングで対応しています。ただサイトによっては振込手数料が支援者負担になることもあるため注意が必要です。
一般的に銀行振り込みで支援をした時点では、「支援予約」となります。メールなどで通知される銀行振り込みの支払期限を過ぎた場合は、自動的にキャンセルとなります。
Paidyによる銀行振込を取り入れているサイトもあります。Paidy払いはメールアドレスと携帯電話番号だけで利用できる決済方法で、事前登録は必要ありません。
コンビニ払い
コンビニ払いもクレジットカードを持っていない場合や、振り込みよりも気軽に支払えるという方もいるかもしれません。大手コンビニチェーン以外は対応していないこともあるため注意が必要です。また支払い手数料がかかることがあります。
その他の支払い方法
キャッシュレス決済で普及しているQRコード決済や、ポイント決済などを取り入れているクラウドファンディングも増えています。それぞれのクラウドファンディングで支払い方法の一覧を確認して、自分にとって都合のいい支払い方法を選択してみてくださいね。
All or Nothingは達成しなかった場合返金される
クラウドファンディングならではの返金対応についても認識しておきましょう。
購入型や寄付型など多くのクラウドファンディングでは、プロジェクトの期間内に目標金額を達成した場合のみプロジェクトが成立する「All or Nothing型」と、一人でも支援者がいる場合にプロジェクトが成立する「All In型」があります。
前者のAll or Nothing型のプロジェクトにおいて、目標金額に達しなかった場合は支援金額が返金されます。クレジットカード支払いの場合は、申し込み時点では仮決済となります。実際にプロジェクトが成立した段階で、カード決済されます。
銀行振り込みでプロジェクトが成立しなかった場合は、募集期間が終了して決められた期間内に返金されます。
一人でも支援者がいる場合に成立するAll In型でクレジットカードの支払いをした場合、基本的に即時決済が完了します。
それでは各クラウドファンディングサイトの支払い方法について確認しましょう。
CAMPFIREの支払い方法
大手クラウドファンディングのCAMPFIREはあらゆる支払い手段があり、支援者にとって支払いやすい体制が整っています。
・クレジットカード(プリペイド式・デビットカードはNG)
・コンビニ払い
・銀行振込(Pay-easy払い)
・auかんたん決済
・ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い
・ドコモ払い
・FamiPay
・Paypal
・楽天ペイ
・PayPay
・au PAY
クレジットカードはプリペイド式やデビットカードは利用できないため、注意が必要です。
READYFORの支払い方法
READYFORの支払方法はあまり選択肢がなく、クレジットカードまたは銀行振込です。銀行振込には振込手数料がかかります。
またREADYFORのプロジェクト支援には、2022年3月1日(火)午前0時以降に公開されたプロジェクト1支援につき220円(税込)の支援者システム利用料がかかるようになりました。もし支援したプロジェクトが不成立または中止、支援をキャンセルした場合には、支援者システム利用料が返金されます。
参考:支援者向け支払い方法
Makuakeの支払い方法
サイバーエージェントが運営する購入型クラウドファンディング大手のMakuakeも、各種支払いに対応しています。
・クレジットカード
・コンビニ払い
(ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、セイコーマート)
・ペイジー 決済(Pay-easy)
※ペイジーが利用できる全国の金融機関ATM・インターネットバンキング
・銀行振込(GMOあおぞらネット銀行 バーチャル口座)
クレジットカードはVISA、MASTERCARD、JCB、AMEX、DINERS の使用が可能です。ただし、All or Nothing 型の場合は、JCB、AMEX、DINERSカードは目標達成後に利用可能となります。
GREEN FUNDINGの支払い方法
CCC(TSUTAYAグループ)が運営するGREEN FUNDINGは、Tポイントで支払えるユニークな手段があります。
・銀行振込(Pay-easy)
・コンビニ払い
・クレジットカード
・paidy(コンビニ後払い)
・Tポイント
・メルペイ
・PayPay
クレジットカードは国内発行のみが対象となります。
Kibidangoの支払い方法
掲載手数料が10%と低く設定されているKibidangoでも以下のような支払い方法が用意されています。
・クレジットカード
・コンビニ(支払い手数料356円)
・銀行振込(Paidyによる後払い)
・楽天ペイ
・Yahoo!ウォレット
・LINE Pay
コンビニ・銀行振込は、プロジェクトによって利用できない場合があるため、各プロジェクトページにてご確認ください。LINE Pay決済は、プロジェクトが成立または開催期間が残り28日となった時に利用可能となります。
クラウドファンディングを通して支援するメリット
クラウドファンディングを通してプロジェクトの支援を行う場合、直接支援に比べてサイト側の手数料が発生するなどのデメリットも考えられます。しかし以下のようなメリットもあります。
運営会社による審査を通過しているので信頼できる
クラウドファンディングはプロジェクトを作成したら、すぐに寄付を集めることができるわけではありません。運営会社による審査を通過しないとプロジェクトが公開されないようになっています。
審査ではプロジェクトオーナーの身分証明書の確認や、プロジェクトの実態があるかなどが直接調査されます。詐欺や虚偽のプロジェクトをあらかじめ避けられます。
クレジットカードなどキャッシュレス決済で支援できる
クラウドファンディングの決済手段のメインはクレジットカードです。自分のカード番号を入力すれば簡単で、サイトにカード情報が登録されていれば二回目以降の支払いもスムーズです。多数の支援が集まってプロジェクトが達成されるため、キャッシュレスで少額から参加できる気軽さがあります。
クラウドファンディングの支払い方法を確認しておこう
魅力的なプロジェクトを見つけて気軽に参加できるクラウドファンディングは、支援者側の支払い方法はサイトによってさまざまですが、基本的にはクレジットカードによる支払いが中心となりますが、
運営会社の審査に通過したプロジェクトに安心して支援ができるのも、クラウドファンディングのプラットフォームを利用する大きなメリットとなります。
クラウドファンディングの支払い方法をあらかじめ把握して、安心してプロジェクトに参加してみましょう。
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