クラウドファンディングのやり方｜起案者としてやるときの流れ
クラウドファンディングでは、次の流れに沿ってプロジェクトを立ち上げましょう。
【クラウドファンディングのやり方】
STEP1．プロジェクトをやる明確な目的を定める
STEP2．利用するプラットフォームを決める
STEP3．プロジェクトを投稿する
クラウドファンディングのやり方を、プロジェクト投稿までの流れに沿って解説していきます。
プロジェクトをやる明確な目的を定める
クラウドファンディングを始める前に考えなければならないのが、「プロジェクトをやる明確な目的」です。目的がハッキリしていないと、どんなやり方を選べばいいかがわからないからです。
クラウドファンディングのやり方によっては、設定した目標金額を達成しないと、集まった支援金がもらえないこともあります。プロジェクトを中途半端な気持ちで計画してしまうと、支援する側にも熱が伝わりにくく、プロジェクト自体が失敗に終わってしまうこともあるでしょう。
クラウドファンディングは1つのビジネスモデルです。明確な目的を定めて、入念に計画しましょう。
利用するプラットフォームを何にするか決める
クラウドファンディングを始める明確な目的を定めたら、次は「利用するプラットフォーム」を決めましょう。簡単にいえば、「どのクラウドファンディングサイトを使うか」を決めます。
クラウドファンディングサイトにはそれぞれ、得意とする分野や支援金から引かれる手数料など、違いも多いです。 どのサイトでも目標金額を決めるのは変わりませんが、「目標に1円でも届かないと集まった支援金も受け取れない（All or Nothing）」「目標非達成でも支援金は受け取れるが、プロジェクトは必ず実行しなければならない」など、非達成時の対応は異なります。
立ち上げようと思っているプロジェクトによって、利用すべきサイトも変わってきます。目的や予算に合ったプラットフォームを選びましょう。
プロジェクトを投稿する
利用するプラットフォームを決め、クラウドファンディングサイトへの登録まで完了したら、実際にプロジェクトを投稿します。読者に熱意が伝わるような文章と、商品やサービスの魅力が際立つような画像を作成し、クラウドファンディングサイトに投稿しましょう。
例えば、どうしてそのプロジェクトを達成したいと思っているのか、その商品はどんな用途で、サイズや質感などの仕様はどうなのかなど、わかりやすい文章を作成することが大切です。
クラウドファンディングサイトの担当者と相談しながら、「この人を応援したい」「この商品を使ってみたい」と思えるプロジェクトページを作りましょう。
クラウドファンディングを始める前に確認すべき3つの注意点
クラウドファンディングでは、誰でもプロジェクトを立ち上げられます。しかし、プロジェクトを始める前に頭に入れておいた方がいいことが3つあります。
【クラウドファンディングの注意点】
・プロジェクトを開始するには審査に通る必要がある
・プロジェクトは失敗する可能性もある
・支援者へのリターンを考えておく必要がある
それぞれどんなことに気を付ければいいのか、順に解説していきます。
プロジェクトを開始するには審査に通る必要がある
プロジェクトを開始するには、まずクラウドファンディングサイト運営会社の審査に通る必要があります。
どんなプロジェクト内容でも、クラウドファンディングを実施できるわけではありません。次の3つのやり方を意識すると審査に通りやすくなるので、参考にしてみてください。
・新商品を開発するならオリジナリティを意識する
・サンプル品を掲示する
・各種エビデンスを掲示する
プロジェクトは失敗する可能性もある
審査に通ったからといって、プロジェクトがうまくいく保証はありません。目標金額を達成できずに支援金をもらえなかったり、もらえたとしても、予算不足でプロジェクトを強行することになるかもしれません。
クラウドファンディングは「資金を支援できる人から支援してもらう」という仕組みのサービスです。「この人を応援したい」と思ってもらえるよう、プロジェクトページやSNSなどに、こまめに活動報告を投稿しましょう。
支援者へのリターンを考えておく必要がある
クラウドファンディングのやり方によって、支援者へのリターンが必要なものと、リターンが必要ないやり方が存在します。基本的には、リターンが必要なものを「購入型」、必要ないものを「寄付型」と呼びます。
支援者へのリターンを考える際は、次の3つを意識するといいでしょう。
【リターン設定のやり方】
・リターンのバリエーションを複数（3〜5個）用意する
・リターンに限定数を設ける
・リターンは支援者目線に立って詳細に記載する
各項目の詳細や、リターンが思いつかないときの対処法は、こちらの記事でも解説しています。絶対に成功させたいプロジェクトのある方は、ぜひお読みください。
クラウドファンディングが成功するリターンとは？設定方法と注意点 「クラウドファンディング リターン」への内部リンクをお願いします。
クラウドファンディングを成功させるためのコツは？ポイントを3つ解説
クラウドファンディングを成功させるためのやり方は、次の通りです。リターン設定やプロジェクト投稿後の動きなど、意識すべき細かいポイントも多いですが、まずは次の3つができていればOKです。
【クラウドファンディングを成功させるやり方】
・支援者がプロジェクトの成功後をイメージできるようにする
・支援者に共感してもらえるように工夫をする
・リターン内容を複数考える
支援者がプロジェクトの成功後をイメージできるようにする
クラウドファンディングサイトでは、プロジェクトの内容を詳しく解説できる「プロジェクトページ」を作成できます。プロジェクトの成功後にどんな商品やサービスが生まれるのか、社会がどう変わるのか、支援者がイメージできるように作り込みましょう。
支援者にプロジェクトの成功イメージをわかせたり、応援したいと思ってもらったりするには、一手間かけた工夫が必要です。
例えば、イメージがわきやすいように完成イメージの写真や動画を載せる、商品の使用シーンがイメージできるエピソードを用意するなどの方法があります。
テキストだけではイメージがわきにくいです。それを補うような写真や動画も細かく入れていくことが、成功の秘訣といえます。
支援者側に共感してもらえるように工夫をする
どんな素晴らしいプロジェクト内容でも、支援者が共感できないものだと応援してもらえません。
例えば、冒頭から自分が伝えたい商品やサービスの情報を延々と熱く語っていても、支援者の心には刺さりません。「商品説明を聞きたいわけじゃない」と、途中で読むのを止めてしまうでしょう。
支援者は応援したいという気持ちでクラウドファンディングサイトを見ています。「このプロジェクトを立ち上げたきっかけ」「このプロジェクトを支援するとどんなメリットがあるのか」など、支援者目線で必要な情報をわかりやすく伝えることを心がけましょう。
リターン内容を複数考える
特に購入型クラウドファンディングにおいて、リターンは重要です。魅力的なリターンを、価格帯別に複数用意しておきましょう。
例えば、1,000円で気軽に支援できるリターン、プロジェクトに強く共感した人に向けた高額リターンなど、年齢層や熱量にランクをつけて、幅広いリターンを用意してみるのがおすすめです。
選択肢が多すぎると、支援者側も迷ってしまうため、3〜5種類程度に絞って考えてみましょう。
クラウドファンディングのやり方｜支援者としてやるときの流れ
ここまでは、クラウドファンディングを立ち上げる起案者としてのやり方の流れを解説してきましたが、最後に支援者側のやり方もチェックしておきましょう。
【クラウドファンディングに支援するやり方】
・クラウドファンディングサイトに登録する
・支援するプロジェクトとリターンを選択する
・決済方法を選択する
支援者としてクラウドファンディングに参加するやり方を、順に解説していきます。
クラウドファンディングサイトに登録する
プロジェクトを支援するなら、まずはクラウドファンディングサイトに登録しなければなりません。サイトによってクラウドファンディングの種類も異なるので、色んなサイトに登録してみるといいでしょう。
支援するプロジェクトとリターンを選択する
クラウドファンディングサイトに登録できたら、支援したいプロジェクトを探して、リターンを選びましょう。限定数が設定されていないリターンは、数量を選択して支援ができます。
決済方法を選択する
支援するプロジェクトとリターンを選択できたら、決済方法を決めましょう。決済方法は「クレジットカード」「銀行振り替え」「キャリア決済」など、さまざまなものがあります。使いやすいものを選びましょう。
クラウドファンディングのやり方は2種類！自分に合ったものを選ぼう
クラウドファンディングのやり方は、起案者と支援者によって異なります。支援者は、プロジェクトとリターンを選択するだけなので、気になるものを気軽に支援してみてください。
プロジェクトを立ち上げる起案者は、入念に計画を練り上げる必要があるため、準備時間が必要です。明確な目的を持って計画を立て、運営の審査に通れば、クラウドファンディングを始められます。
仮に失敗しても、プロジェクトの審査が通らない限りは金銭的な負担はありません。挑戦するだけなら、ほとんどノーリスクです。
ただ、審査に通りプロジェクトを掲載したあとは、「目標額に届かず支援金を受け取れない」「支援金が思ったように集まらず、予算不足でプロジェクトを強行しなければならない」といったリスクも考えられます。
このようなリスクが気になる方は、クラウドファンディングサイト「OHACO」までお問い合わせください。
OHACOはAll In型（弊社では実行確約型と呼んでいます）で、集まった分の資金は確実に受け取れます。ほかのクラウドファンディングサイトとの同時掲載もできます。
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